- EO フォーラムリトリート in 韓国視察 2024-06-20 Filed under: 日記、海外
EOのリトリートで、韓国企業視察に行ってきました。
今回の視察は、レジェンド的大企業のロッテと、先進的IT企業大手のNAVERにお邪魔しました。
ロッテは、韓国では、日本と違いお菓子だけでなく冷凍食品や、カップラーメン、飲食店など食に関することはほとんどなんでもやっている企業です。ものすごい規模で、すごい技術で、世界(特に日本)の様々なお菓子や、インスタント食品なんかも研究していました。
おもてなしもものすごくてホールディングスの役員以外にも、各子会社の事業の最高責任者15名くらいの皆さんにおもてなししていただき、試食品などものすごいたくさんいただきました。また、今回R&D施設の見学もさせていただきましたが、とても丁寧に、様々な研究についておしえていただきました。大学みたいでした。
ずらーっと並べられた試食品、試飲品、食品会社 最初は嬉しいけど、終わるころにはおなか一杯。もう食べられないってほどでてきました。
R&Dの研究室を見せていただきました。おいしいと感じる音について研究している様子。どちらかというと、見学者用のモニターがあるっていうイメージでした。続いてNAVER社にも行きました。今回、EO HOKKAIDOにいる韓国企業家 高さんのご紹介でNAVER社の見学が実現しました。こちらも、大学との共同研究をしている、大学のキャンパスが社内にあるなどとても規模が違います。めっちゃ驚いたのが、社内にロボットが動き回っていて、宅配便やスタバのコーヒーを席まで持ってきてくれるロボットが動き回っています。なんと専用のロボット専用のエレベータもあって、全フロア―を動き回っているのがすごい。未来を感じました。そのほかにも、NAVARでは、ロボット開発から宇宙開発まで様々な研究がされていました。ITもここまでくると大学の研究所みたいです。
社内に病院もあって、歯医者や内科がありました。
オフィス見学というより、キャンパス見学、座学もしっかり入れていただき、大企業の企業説明ってこういうことかっていう内容でした。衝撃的。
様々な活動について日本語でご説明してくれました。専任のガイドチームがいて、会社内を案内してくれるスタッフがいるようでした。私達の他にも多くの見学者が来ていたので、こちらもロッテ同様見学者が来ることを前提にしているのだと思います。圧倒されました。
今回EOのフォーラムリトリートで韓国でしたが、とても学びの多い旅になりました。皆さんありがとうございました。
- J-STARTUP HOKKAIDO 認定を受けました。 2024-02-27 Filed under: お知らせ、会社行事、日記、海外
2024年2月26日
このたび、経済産業省北海道経済産業局、そして札幌市、さっぽろ産業振興財団と共同で実施している地方創生プログラム「J-Startup HOKKAIDO」の選定に応募し、「認定スタートアップ企業」に選定されました。
このプログラムは、グローバルに活躍することが期待される、地域に根差した有望なスタートアップ企業が選定されるもので、公的機関と民間企業が連携して集中支援をしてくれるというとても素晴らしいプログラムであり、そこに選定いただけるとことは弊社にとってとても光栄なことだと考えています。
私たちは、今回このプログラムに参加するとことで、J-Startup HOKKAIDO選定企業として、以下のような様々な支援が受けられるとのこと。
- J-Startup HOKKAIDO特設ページでの企業PR
- J-Startup HOKKAIDOサポーターズによる各種支援
- 経済産業省関連補助金等加点措置(Go-Tech事業(旧サポイン事業)、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金、IPAS(知財アクセラレーションプログラム)等)
- 日本政策金融公庫によるスタートアップ向け融資制度の利用資格
- 選定企業専用相談窓口(STARTUP HOKKAIDOに設置)
- イベント出展支援
- ピッチイベント、アクセラレータープログラムなどへの優先紹介
- 事務局によるビジネスマッチング支援
- 先輩起業家によるメンタリング 等
このプログラムには、全部で札幌市の企業が65社認定されております。今回の応援をいただけることで、そこにふさわしい企業となるべく、インターパークはさらなる飛躍を目指して参ります。地域、日本全国への展開はもちろんのこと、今回のプログラムの目的でもあります将来的に、グローバルに活躍する企業を育てるとう主旨にも賛同し、事業拡大を目指して参ります。今回、経済産業局、札幌市、産業振興財団、そしてサポーターズ企業の皆様に、応援していただいていることをとても力強く感じますとともに、認定いただきましたことに心より感謝申し上げます。まだまだスタートアップとして力不足ではありますが、将来的には北海道、札幌の代表的産業のひとつとなるべく邁進して参ります。
引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。
- カナダ バンクーバー視察 札幌市・北海道IT推進協会・北海道モバイルコンテンツ協会・産業振興財団 2023-10-10 Filed under: 日記、海外
2023年10月1日~8日まで カナダ バンクーバー視察に行って参りました。
海外視察に行ったのは、2021年2月にいった以来、約3年ぶりの海外ではなかろうか?コロナの影響で制限があったこともあって、なかなか行く機会にも恵まれませんでした。
今回は、弊社が所属する、北海道IT推進協会からの参加ということで、メンバーとして登録し、参加させていただきました。今回のバンクーバーミッション。海外視察は、とにかく勉強になります。
私たちは、近い将来グローバル展開をし、グローバルにサービス提供をすることを目指しており、こういう機会があれば参加して情報収集をしにいくようにしています。
コロナになる前までは毎年海外視察に参加させていただき、スタッフみんなとも共有する為に、社員研修旅行で海外にも2回ほど行きました。
世界で何が起きているのか。日本との違いなど、肌で感じることで、どのようなサービス展開ができるかを検討していきたいと思います。
さて、今回はカナダ、第3の都市 バンクーバー視察ということで、3年ぶりということもあり、役員4人で参加してきました。
町並みはこんな感じ、とてもきれいなところで、自然も多く、またとても整備された場所でした。公園も多く、緑もたくさんありました。ちょうど秋、紅葉がきれいな季節でした。バンクーバーは治安もよく、とても住みやすいところ。ただ、円安もあって物価は日本よりかなり高く、また食事は超高カロリーなものばかり(笑)
イギリスの影響をかなり受けているのもあり、食べ物は、「フライドポテト」が主食、それにハンバーガーやステーキなど、重たいものばかりです。視察ということで、バス移動も多く、話を聞いている時間も長いので、動かず食べる機会が多いので、梶原さんと一緒に朝ランニングしました。今回 ダウンタウンに宿泊したのですが、スタンレーパークまで約3kmくらいの場所だったので、朝走ってスタンレーパークまで行き、島をぐるっと回って帰ってくるというランニングコースで観光しました。
以下スタンレーパークの地図です。ちょうど朝日が出てく時間で朝日で顔が真っ赤です。スタンレーパークのちょうど入口あたり、右奥に見える水辺の向こう側がスタンレーパークです。
島に入ると紅葉がとても綺麗。この紅葉の木は、街の景観を考えて植えているとのことです。とてもきれいでした。
1日目の集合場所で、全員集合。参加メンバーが一同に集まったのはここが初めて!
事前打ち合わせもZOOMで開催していたので、顔合わせはバンクーバーで初!
今回のミッションについての詳細説明を受けて、いよいよ視察スタートです。
バンクーバーは、VR/ARなどがとても盛んに進んでいる場所らしく、またプロジェクト単位でのミッションを進めるというような取り組みが多くされているとのこと。全体写真撮影。インキュベーション施設の前で撮影しました。
年齢、性別、人種、得意分野など多種多様な人が集まって、プロジェクトを体験するインキュベーション施設の視察に来ました。イメージ的には産学官連携の、企業派遣で来ている人もいて一定期間研修を受ける研修施設のようなイメージです。
とても立派な施設でした。バンクーバーは多種多様な人種を受け入れるという文化があるようで、男性、女性、ジェンダーというトイレがあったのもとても印象に残っています。
この施設のすごいところは、一面がグリーンバックの撮影ステージがあり、数十台のカメラが設置されていて、様々なバーチャル映像を撮影することができるスペースがありました。とてもお金かかってます。バンクーバー在住の企業家の方や、バンクーバーで起業された方の話などもお聞きしました。日本人が海外でゼロからビジネスをするのはとても難しく、やはりわかりやすいところから始めることが多いようです。輸入貿易、飲食店や、翻訳などBtoCビジネスに近いものが多いように感じました。
懇親会会場の1つとして、日本人の方がやっているラーメン店での懇親会というユニークな企画もありました。カナダに来てどのようなビジネスをしているか。生活するのにどういうところが違うかなどの話もお聞きすることができました。世界的にもそうですが、バンクーバーでも、日本食がとても流行っており、寿司屋さんやラーメン屋さんが本当にたくさんあります。
今回 北海道大学 情報工学部 川村教授も参加されていて、いろいろ話ができる機会があったこともとても学び多い時間でした。弊社社外取締役をしていただいており、いつも弊社を応援してくれています。
座学での勉強会。JETROバンクーバーにもお邪魔してバンクーバーの歴史、産業、その他取り巻く環境などについても学びました。バンクーバーの役割と産業、カナダ全体から見たバンクーバーの立ち位置などご説明いただきました。
JETROバンクーバーの前で集合写真
バンクーバーのオフィスの様子。オフィスひとつとっても国の特色ってでますよね?
この日は4人で食事した時の写真です。男4人でしゃれたレストランバーに入ってあーでもないこうでもないとどんな料理がくるのか想像もつかず、また量についても想像がつかないため、手探りでメニューを注文しお食事しました。
結論からいうと、量は全体的に多め。料金も高め。特にお酒は日本よりとても高いなと感じました。
バンクーバーの街並み。石畳の道路 「スチームクロック」の近くの観光名所。有名な場所です。
2日目。イベントに参加しました。VR/ARを使ったアートやゲームなどのイベントが多く開催されており、そのプレゼン発表会に参加。
街並みの景色がとてもきれい。治安が良く、多人種の受け入れも寛容なことを考えるととても留学などに向いているなと思いました。なるほど!だからバンクーバーは日本人留学生が多いのも納得できます。ただ、ちょっと日本に比べてすべてのものが物価高。日本が安すぎるってことなんでしょうけど・・・その差をとても感じた視察になりました。
なんだかんだ、朝早く起きて、観光といえば、走って街並み見ている時間がそうだったように思います。
滞在中天候にも恵まれ、とても良い天気でした。気温としては、10月初旬は、今年の札幌と同じくらい。ただ、ここから冬にかけて西岸海洋性気候はこれ以上寒くならないようで、それはとても過ごしやすいだろうなと思いました。
街はいたるところで工事していました。ヨーロッパと同じく、建物を立て直すという文化がないのか。古い建物が多かったように思います。道路や、建物の修復工事、新しいビルの建築工事など沢山していました。景気は悪くないんだろうなって思いました。
とても高い場所にあるつり橋で、下を川が流れていました。紅葉がとてもきれいで、景色素晴らしかったです。
- エストニア・フィンランド視察 2 2020-01-30 Filed under: 日記、海外
エストニアからまたフィンランドの首都ヘルシンキヴァンター国際空港に戻り、そこからまたさらに北に飛行機で1時間半。
フィンランドのスタートアップで有名な場所「オウル」に行きました。人口30万人のとても小さな町です。
このオウルには大学が2つあること。そして、ノキアの研究開発施設があること。スタートアップ企業を応援するという文化のある町であることなどがあげられます。
オウルを有名にしたい!そういう取り組みもされており、ちょっとおかしなイベントの発祥地でもあります。
1、「エアギター」の世界大会発祥地
2、「Polar Bear Pitching~冬の海に入ってプレゼンするイベント~」スタートアップの世界大会
何か新しいこと。オウルが世の中に知ってもらうことを作る!という取り組みを産学官が連携してやっているような場所でした。
ちなみに、その活動が起こったのもやはり危機感でした。今から2013年に起こったノキアショックと呼ばれる事件。
オウルの一大産業だったノキアの携帯電話部門の事業縮小により多くの優秀な技術者が、リストラされました。
政府も、町も、企業も一丸となって対策に努めましたが、その結果多くのスタートアップ企業を生むことになりました。
そして大学発ベンチャー。新しいことへの取り組みを積極的にはじめる場所として進化、成長してきました。
■2020年1月22日~1月25日 「フィンランド オウル」について
(1)レセプション 札幌ナイト in OULE
オウルの人たちは、私たちをとても歓迎してくれました。
ホテルで行われたレセプションパーティでは、企業紹介。札幌紹介等を含めプレゼンするチャンスをいただきました。
(2)企業商談
現地IT企業との商談も札幌市とJETROで手配してくれました。ノキアショックで作った企業は、ヨーロッパの開発の仕事がメインということでしたが、コンサルティングや様々な開発が可能ということをおっしゃってました。
システム開発の技術力は日本とあまり変わらず、というよりはどちらかというとデザイン力がとても良いイメージでした。
寒いところはデザインが美しい。家具や、照明、それらすべてのデザイン性が良いイメージです。
(3)OULU大学視察
大学見学に行きました。おしゃれな大学で、フィンランド人が素敵に見えます。
大学にあるスペースで、自由に使ってよいコミュニケーションスペースとのこと。企業でも学生でも誰でも使えるスペースとのことでした。
こういうの日本にもほしいですね。フィンランドは教育制度が充実していて、大学まで授業料はすべてただとのことでした。そういう環境もこういうところにお金をかけられることにつながるのでしょうか。全般的に、国と企業のコラボレーションや協力体制がとてもうまくいっているというようなイメージを持ちました。
②NOKIA 5G実用化プロセスと機器開発。そして、6Gの構想について
ノキアで5Gの開発をしている方に話を聞きました。構想は素晴らしい。
5Gのコンセプトは、1×1の通話、データ通信ではなく機械と機械がコミュニケーションできる速度とデータ量ということのようです。
ですので通信障害が起きたときの予測や前後のバックアップなども5Gでは考えられていて、そのリカバリなどもできる技術が盛り込まれてりうようです。
オウルのゲーム会社でサウナに入れてもらいました。ご存じの方もいるかと思いますが、「Hill Climb Racing」とうゲームを作っている企業でです。僕はゲームしないので全く知りませんでしたが、世界中でゲームがブレイクしているとのこと、はじめてゲームをインストールしてやってみましたが、単純でとても面白いゲームでした。
そこの開発チームの方々と、会社でその企業のことを教えていただき、ピザなどを持ち込んで、オフィスパーティをしていただき、そしてビリヤードや、テレビゲーム、サウナなどの体験をさせていただきました。
オウルのスタートアップの代表企業で、ゲームを作る人材育成プログラムなどをやっているとのことでしたが、めちゃくちゃすごい企業でした。ここでも産学官が一体となってゲームのスタートアップ企業を育てていくというプロジェクトの一環でやっているという話を聞きました。
さて、今回フィンランド、エストニアの2つの国を視察しましたが、2つの国に共通することはITの先進国であるということです。日本はすでにITにおいては先進国ではないのかもしれません。
そして、大学まですべて国立であり、教育レベルが非常に高く、世界一の教育大国ともいわれているこの2国。そしてなんといっても、幸福度アンケートでの幸福度が高い国で有名です。
どうしてそんなに幸福度が高いのか。その神髄までつかむことは今回できませんでしたが、心豊かである国というイメージは見られました。
危機感を持ち、課題に向かい、そして強みにしていく。寒い国ならではの文化も多い。
日本が見習うべきことが沢山ある国であると感じました。
また、私はヨーロッパでのビジネス展開もきっとできるだろうと感じました。
ただ、もっともっと勉強しないといけなくて、どんなビジネス展開ができるかをもっと探る必要性があるなと思いました。
今回は、札幌市をはじめJETROや産業振興財団の皆様、本当にいろいろと段取りをいただきありがとうございました。