今年2回目のトライアスロン大会 九十九里浜トライアスロン in千葉 2025 | CEO Blog | 株式会社インターパーク Interpark., Co. Ltd.

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今年2回目のトライアスロン大会 九十九里浜トライアスロン in千葉 20252025年9月30日 Filed under: 日記

9月27日、千葉の九十九里浜で開催された「九十九里浜トライアスロン」――通称 99T(キューキューティー) に参加してきました。

99Tには今年で3度目の挑戦になります。

朝の九十九里浜は、曇りでした。潮の香り、風が強く海が荒れてました。不安になる天気でした。
ただ、今回は大学時代からの親友・共田くんと一緒の参加。彼は昨年突然、トライアスロンを始め、去年の99Tではお互い別々にこの大会に出場し、スタートであいました。
昨年あったこともあり、「次は一緒に出よう」と約束して、二人で同じ大会にエントリー。前日から現地入りして、軽くトレーニングをして大会に臨みました。

スタート前の会場は、独特の緊張感と高揚感に包まれていました。何度経験しても、この空気には慣れません。周囲の選手たちがそれぞれの思いを胸に準備を進める中、ふと空を見上げると、青空の下に広がる海がキラキラと輝いていて、自然と気持ちが引き締まります。
「1500メートル泳ぎ切れるかな…」という不安は毎回つきものですが、それでも隣に友人がいるというのは、想像以上に心強いものです。緊張の中にも、不思議な安心感がありました。

ところが――いざレースが始まると、身体が思うように動かない。
スイム1.5kmの最初の数百メートルで、「あれ、今日はちょっと重いぞ」と感じました。水温も少し冷たく、呼吸が浅くなる。練習不足?それとも年齢?(笑) どちらにしても、うまくペースをつかめないまま折り返し地点までの750m前半を終えました。
99Tは、河の河口を行きは登っていくイメージで帰りは、下っていく感じです。例年であると流れるプールを逆走して、半分までいったら、あとは流れに身を任せる。
そんな感じなんですが、今年は、風が強く、海からかなり波で水が押し寄せられていて、中間地点にゴミというか木の葉や、木の枝がすごいっぱいでした。
でも後半は冷静さ取り戻し、ほぼ流れなくて、泳ぎやすかったです。ゴミが邪魔だなって思いましたが・・・

そして、トランジションで着替えて、今度はバイクです。
99Tの特徴はトランジション長いんですよね。800mを裸足で走るっていう過酷な罰ゲームが待っています。

絨毯はあるんですが、石が痛いんです。昨年から、特別ローカルルールで、自己責任ですが、ビーチサンダルなど、履いて走って良いことになりました。これは嬉しい!!(笑)

さてレースに戻ります。そのあとの、バイクパートに入っても、やっぱり身体が重い。
海岸線を走る風はいつもどおりかなり強く、向かい風になったら、ぜんぜん進まない(笑)
正直、かなり風が強く、脚がなかなか回らない。

何度も心の中で「もう少し、曲がり角まで行けば風向きが変わる」と自分を励ましながらペダルを踏み続けました。
ただ、行きのバイクが辛かった分、帰りは追い風。気持ちよく戻って来ることができました。

そして最後のラン10km。
僕にとっては、ランは苦手なんです。

先月フルマラソン走ったのもあって、9月はバイクとスイムの練習中心にやってました。
ランが思うようにできない。本当にきつかった。

そんな時、遠藤からの応援ほんと嬉しかった。

それでも、足が棒のように重く、呼吸も荒い。途中から、ゴールのアーチが遠くに見えても、なかなか近づかない。
「もうダメだ歩くか」「いや、ぜったい歩かない。最後まで絶対走る!」――そんな葛藤を何度も繰り返しながら、それでも一歩ずつ進む。
最後の1kmはもう意識が朦朧として、頭の中が真っ白。
それでも、ゴールの瞬間、すべての苦しさが報われました。

結果は、
スイム1.5km:32分
バイク40km:1時間36分
ラン10km:1時間4分
トータルで3時間16分。

正直、トライアスロン出て、今までで一番きついレースでした。なんでだろう。そんなにトライアスロンできつかったことないのですが、たぶんフルマラソンのダメージ復活してなかったんだと思います。

ゴール後はしばらくその場から動けず、まるで酸欠のような状態。
でも、不思議と心は晴れやかで、「ああ、やり切ったな」と静かに実感しました。

トライアスロンって、結局は「自分との戦い」なんですよね。マラソンも一緒だけど・・・

でも、一緒に参加する仲間がいるのは本当に心強い。
今年は、なんか恵まれてました。フルマラソンもトライアスロンも仲間と共に、同じ大会に出れる喜び。共感できる機会を持てたこと本当に嬉しく思います。

ただ、レース自体はきつかったものが多かった気がします。

結局、泳ぐのも、漕ぐのも、走るのも、最後は自分との勝負。友達がいても、自分としっかり向き合うしかない。
自分の限界を超えられるかどうか、そして自分の体調管理、大会までに自分自信を仕上げられるか。

僕は今まで恐怖心で大会への練習をストイックにしてきた気がします。
今年は、少しゴールはできるっていう甘えあったんじゃないかって反省しています。

トライアスロン初めて今年で6年。

続けていると、慣れが甘えになる瞬間もあります。怖いですね。ほんと自分ともっと向き合わないと。
でも、だからこそ、こうやって、苦しい時に、初心を思い出す。

「続けるって難しいな」と思うけれど、同時に「続けてきてよかった」とも思う。
その両方が、毎回ゴールしたときに混ざり合ってました。

今回も沿道から声をかけてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
「ナイスラン!」「もう少しだよ!「ファイト!」その一言一言が、背中を押してくれました。
そして、運営に携わってくださったATAの皆さん、三軒茶屋チームの皆さん、心から感謝しています。おかげで安心して走ることができました。

そして何より、共田さん。
一緒に出場してくれてありがとう。
同じ時間にスタートして、同じゴールを目指して、最後まで諦めずに走り切る。
ゴール後に握手した瞬間、言葉にならない感情がこみ上げてきました。
「この歳になって、親友と本気で挑戦できるって、最高だな」と。

大会も何度も経験してきたけれど、今回は「続けることの意味」を改めて感じるレースになりました。

挑戦を続けることでしか見えない景色がある。
体力的には年々きつくなっているけれど、それでもゴールを目指す気持ちは年々強くなっている気がします。

そして、思うんです。
トライアスロンは僕にとって“競技”じゃなくて、“自分に挑戦する気持ち”そのものだなと。

苦しい時ほど、自分の内側の声が聞こえてくる。
諦めない気持ちが、日常のあらゆる場面でも力になる。

今年も本当に最高の大会でした。

親友とともに、同じ海を泳ぎ、同じ道を走り、同じゴールにたどり着けたこと。
そして、応援してくれたすべての人への感謝の気持ち。

次回の大会はもう少し練習して、もう少し余裕を持って、笑顔でゴールしたい。

いつも思うんだけどね。次回こそ、もっと余裕をもって・・・

いずれにしても、やっぱり、トライアスロンは、日々の練習も含めて僕にとって「心と身体を鍛えることへの挑戦」だなって思いました。

お疲れ様でした!そして応援ありがとうございました。

今年のトライアスロンはこれで終わり。来年まだがんばります!

 

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