- 8月開発DXPO ノーコーダーズジャパン協会 理事として登壇させていただきました。2025年8月23日 Filed under: 日記、講演会・展示会参加
-
「IT・情シスDXPO東京’25【夏】」にて、一般社団法人ノーコーダーズジャパン協会の理事として同イベントで8月21日の15時から、セミナーに登壇させていただきました。内容としては、【ノーコード開発の進化と未来 〜生成AI時代のシステム開発パラダイムシフト〜】というテーマで、「AI×ノーコード」の企業の活用事例と、未来の業務変化・影響について、60分お話させていただきました。
今回の内容は、協会理事として話することから、数か月前から協会内でアンケートを取り、事例を集め、システム開発がどのように変わったか。そしてAIやノーコードをどう活用する事例があり、それによって、これからどのような分野が、変わっていくのか。というお話をさせていただきました。
自分の会社の内容であれば、すぐに資料も作れるのですが、今回は協会理事として話させていただくという点から、本当に様々な点が勉強になりました。
IT・情シス担当者、システム開発者の役割は、AI×ノーコードの普及により、今後仕事の内容が変わります。現場の人たちは、作ったシステムを使う人という概念から、現場のIT関連のリーダーとなる人をピックアップし、その支援をするような仕事に変わっていく。もちろん、IT・情シス担当者、システム開発はさらに勉強する必要があり、ノーコードやAIのことを現場に浸透させるという役割を担う必要があります。これは、世の中が、システムを学んだ人、プログラマーなどエンジニアしかIT化できなかった時代から、誰でもIT化を進められる時代に移り変わっていることを受け止める必要があります。
ただ、何でもやっていいわけではなく、そのガイドライン。そのルール。そしてどのように活用するのが良くて、どのような使い方をしてはいけないかを決める必要があるということです。
ちなみに、新しいものは「わからないから使わない。」みたいな選択、これ大手でやりそうなことですが、それが一番今回のAIとノーコードは危険な選択です。ただ、大手がやらないなら、中小企業が導入することで、中小企業にとってチャンスなのかもしれません。
使わないことによる、IT化の遅れは、業界の中で致命傷となり、今後のIT人材不足や、デジタル化のスピードが急激に遅くなること、すなわち企業競争力のガラパゴスを意味しています。
私たちは今おかれている状況を把握し、1日も早く、できる人ができる形で、現場の業務効率化の為の、デジタル化、IT化を進める必要があります。やらないことは、大幅な遅れと社会競争力からおいて行かれることを意味します。
AIとノーコードは、急激に進化をしており、これはもはやなくなることはありません。必ずや、インターネットのように、日々の生活に欠かせないものになると確信できます。
これは、早い段階で触っておくことで、どこで活用するべきか、どのような形で使うことが良いのか。さらに、企業ごとで利用するのに、定型化されてきたときに、素早く導入することができるでしょう。
AIとノーコードは、そんな今、過渡期にあるのだと思います。
IT担当、情報システム担当、企業のシステム担当の方へのメッセージとしてお伝えしたのは、そんなお話と、もう担当者だけでIT化や、システム化を進める時代ではなくなっており、それは役割分担して、現場でやれること、全体でやるべき、データ統合など全体像を考えた動きと、しっかりと区分して仕事する必要がある時代になるということをお伝えしました。
未来の仕事がどう変わるのか。ノーコーダーズジャパン協会に集まって来る情報から、今後も発信していきたいと思います。

