- 社員全員で“未来のサービス”を考える。──インターパーク初の全社ディスカッションイベント開催!2025-03-11 Filed under: 会社行事、採用関連、日記
2025年3月9日(土)、私たちインターパークは、はじめての試みとして、全社員で「新サービスについて本気で語り合う一日」を実施しました。
札幌、東京はオンラインでつなぎ、それぞれの会場で終日接続したうえでの開催となりました。普段、日々の業務に追われながらも、ふと頭に浮かぶ「こういう機能があったらもっと便利かも」「こういう人にもっと使ってほしい」「もっとこうやって世の中に伝えたい」という思い。
その種をきちんと育てる機会を、いつか作りたい。──そんな想いから生まれたこのイベントは、「セキュリティ研修」と「新規事業ワークショップ」の二部構成で開催され、ほぼ全員参加で開催しました。まず、第一部は、弊社が取得しているISMS(ISO27001)、PMS(プライバシーマーク)の理解について深め、「近年の改変されたセキュリティのルールを知る」をコンセプトに、午前10時、イベントはセキュリティ研修からスタートしました。講師を務めてくださったのは、情報セキュリティの専門家であり、現場目線で話してくれるコンサルティングのクロスロードの森元様に講師していただきました。
ISMSとPMSがここ数年でいろいろ改変しており、事前にその改変についてのテストを各自が受けてからのセミナー、お恥ずかしながら私も満点ではありませんでした。
正解の発表と、正解率なども発表していただき、自分たちがどの程度の理解なのかを確認する良い機会にもなりました。そして、最近の事故やトラブルの傾向、そしてトラブルがあった際の対処の方法、さらには、パスワード管理、フィッシング詐欺、クラウド上での情報取り扱いなど、日常業務に直結する具体例が続き、参加者からも「今まではどこか他人事だったけれど、すごくリアルに感じた」との声が多数。特に、生成AIやSaaSサービスが業務で活用される今、セキュリティリテラシーの底上げは欠かせない。あらためてその重要性を全員で共有できた時間でした。
そして、午後は第二部として「未来をつくる、アイデアを語るとし、今回のメインとも言える「自分たちがあったらいいなAIエージェントについてのワークショップ」を開催しました。
冒頭でCTOの須田さんがファシリテーターを務め、「今日は立場や部署を超えて、“自分たちが欲しい、売りたいと思うのは、どんなAIエージェントか”を一緒に考える日です」という呼びかけがあり、場の空気が一気に“探求モード”に。
社員たちは事前に「自分の考える“AIエージェントとしてあったらいいな”サービス」について宿題を出されており、まずはそれをチーム内で共有。
その後、8つのグループに分かれて、ひとつのアイデアを選び、模造紙を使って発表シートを作成しました。第一回発表:7分×8チーム。リアルなユーザー像、機能、収益モデルまで各チームによる第一回目のプレゼン。
それぞれの発表には、“誰の、どんな課題を、どう解決するか”が明確に描かれていて、聴いている側も「その視点はなかった!」「それならすぐ試してみたい」と反応が絶えません。
発表後には、役員や事業部責任者からの2分間のフィードバック。事業化の可能性、機能の具体性、技術との親和性──さまざまな視点からの問いかけが入り、発表チームも真剣な表情で耳を傾けていました。
ブラッシュアップ後の再発表:さらに磨かれたアイデアたち
休憩を挟んだ後、再度のグループワークでは、さきほどのフィードバックをもとにアイデアをブラッシュアップ。再発表では、プレゼン時間が3分に短縮されたぶん、構成が洗練され、ストーリーが強くなっていた印象です。
単なる研修を超えて、実際のサービス創出の火種となるような空気感が生まれていました。
そして最後は、ピッチと総括:「みんなで考える文化」を始めよう
イベントの最後には、代表の舩越よりピッチ。「今日出たアイデアの中には、すぐにでも動かせそうなものがいくつもありました。やはり、現場の声には“本質”がある。これからも、役職に関係なく、みんなでサービスを考え続ける文化をつくりたい。」
須田さんからの総括でも、「今回のような“自分たちで考え、自分たちで発信する”場が、インターパークの新しい強みになる」との言葉があり、全体に前向きな余韻が残る締めくくりとなりました。
そして、懇親会、札幌と東京それぞれでという形にはなりましたが開催しました。
「良い議論の後には、懇親会も盛り上がる!」その後、希望者による懇親会へ。ディスカッションの熱が冷めやらぬまま、
「さっきのアイデアだけど、こういう展開もあるよね」「実は、前からそれ思ってたんだよ」という会話が自然と飛び交い、ふだんあまり接点のない社員同士の交流も生まれていました。今回のイベントで実感したのは、「人は、任されると、驚くほど考える」ということ。企画側も、想像以上の熱量とアイデアに驚かされました。
サービスをつくるのは、一部の開発者や企画者だけではありません。営業も、サポートも、バックオフィスも、すべての現場に“顧客視点”があり、“課題解決のヒント”があります。
これからも、インターパークは「全員で考え、全員で育てる」会社であり続けたいと思います。
今回のワークショップやって良かったなと思いました。こういうディスカッションする場は大事にしたいと思いました!