- SAJ公認スキー指導員検定に、合格しました!2025-02-20 Filed under: 日記
SAJ公認スキー正指導員検定が、2025年2月22日(土)と23日(日)に小樽朝里川温泉スキー場で開催されました。
スキーの指導員検定は、準指導員も正指導員も、確か日本全国5か所で開催されるんだったかな、いずれにしても受験できるのが、年1回の試験です。その年に1回の試験なんですが、準指導員試験に合格してから2年あけて晴れてスキーの正指導員検定を受けられるとのことで、2年前準指導員試験合格してから、今年で3年目。そこで今年試験を受けることができました。
天候は晴れ。雪質もめちゃめちゃよく、本当に素晴らしい天気でした。スキー正指導員試験は、今年から検定種目が変わり、教程と呼ばれる本も一新されて、何もかも新しくなった今年。とにかくなにもかも新しくて、試験受ける僕らはもちろんですが、検定員の人たちも、教えてくれる人たちもみんなが、こうじゃないか。いやこうじゃないか、どうなんだろう?というような、ちょっとカオスな年でした。
3年前、準指導員試験合格してから知ったのですが、毎年スキーには、シーズンごとで指導のテーマがありこんなこと今年は中心にできるように伝えたいねというようなものがあります。それを指導員の中で伝えるためにシーズン初めに講習会があったりします。そんな感じでシーズンはスタートするですが、この試験、試験種目も新しくなっちゃって、なにもかも新しいから、そのテーマからとても難しい感じでした。
正指導員試験の試験種目も一新しまいた。本来準指導員試験から2年間あけても同じ種目なんですけどね、変わっちゃったので違う種目で試験になります。今年は2日間で6種目の実技と学科試験があり、2日間で開催されまました。
6種目は、「1,プルークボーゲン」「2,不整地」「3,総合滑降」「4,滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開」「5,横滑りのショートリズムからベーシックパラレルターン小回りへの展開」「6,シュテムターンからベーシックパラレルターンへの展開」です。
展開が3種目あり、展開っていうのは途中で変化していくのを見せるっていう種目です。最初と最後がだけでなく途中でどう変わっていくかを見せないといけないので、展開難しかったです
そして、それに学科試験でした。準指導員試験を2回落ちており、3回目で合格していることもあり、スキーの正指導員試験はなんとか1回で受かりたい。そう思って、技術劣化するのだけはしないようにとこの3年練習してきました。
3年間、スキーのシーズンはとにかく滑る時間をどう確保するか。どう滑ることが本当の意味でスキーに乗れるってことになるのかを考えていました。また、準指導員試験を取るまで3年間、教えていただいたスキーの先輩先生方もいらっしゃいますので、スキースクールで少しでも恩返しになればとスクールでスキーを教えることもやってきました。
そして試験の2日間、真剣にがんばった!いやスキーの指導員を目指すと決めた日から6年。必死にやってきたと思います。
僕は学生時代運動をほとんどしてなくて、小学生の時に、習ってた水泳とスキーくらいしかなくて、中学生から高校、大学に至っても、スポーツ一切してませんでした。就職して、独立して、本当に仕事しかしてこなくて、45歳くらいから、体の劣化に気づいて、メンテナンスすることも、健康になるために必要な運動をすることが必要だと思うようになって、トライアスロン始めました。
スキーは僕にとって運動というよりは、なんだろう。スポーツではあるって感じです。好きなことなのかもしれない。
ほぼ東京で生活するようになって、でも、北海道で生まれ、育って、人よりこれ出来るようになりたいなって思い、自分の強みにしたいって思ったのがきっかけかもしれません。とにかく、僕がスキーできる環境に恵まれていたことに感謝です。
「スポーツを真剣にがんばる!」って部活に入ったことがない僕にとって初体験でした。50歳過ぎてから気づきましたが、スポーツって素晴らしいですね(笑)
真剣に取り組んできて、諦めないでやってきたことが、ここまでこれたんだと思います。スキーの正指導員試験、今回1発で合格することができました。本当に嬉しいです。感動しました。50歳過ぎて、ここ最近で一番の嬉しい出来事です。嬉しさと感動で涙が出ました。
こんな近くに雪があることが何よりありがたいと思えました。
これからは、スキーの楽しさ、ウィンタースポーツ、スキーリゾートの素晴らしさを少しでも、世の中に伝えていける人になれたらなと思います。よく、スキーは生涯スポーツといわれます。一生の趣味として、大事にしていきたいと思います。
様々場面でご協力いただいた皆様、ご指導いただいた小樽連盟の技術員の皆様、オーンズスキースクールの皆様、養成講習でご一緒させていただいた皆様、そして今シーズン、マスターズ大会から正指導員試験まで、一緒に頑張ってくれた高橋くんに心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。