- アメリカ西海岸 シリコンバレー イベント視察2017年10月30日~11月9日2017-11-15 Filed under: 日記、海外
昨年から10月末に一人でシリコンバレーに行きCloud Computing EXPO in Santa Claraを見に行ってます。
なんだかんだ言ってもやっぱりアメリカのIT技術は進んでいて、その中でもシリコンバレーはスタートアップでは本当に世界のGATEWAYだと思います。
企業が世界でビジネス展開しようと思ったらやはりそういう場所でビジネスを作るのが良いのかもしれません。
面白いものつくろうとか、世の中にないもの作ろうとか。
でも僕は思います。ただ技術があっても売れないんじゃ意味がない。誰かの役にたって、誰かに喜ばれるサービスを作らないといけないと思います。
だから僕はシリコンバレーで行われているようなスタートアップを狙う企業の形もあれば、マーケットに合わせた商品を作っていこうという企業の形もあるんじゃないかなと思います。
しかし、新しい技術はやはりこういうところで進むのはあるので、こういう場所に来て新しい技術。考え方、ビジネスモデルなどを学ぶことが私はとても重要だと感じています。
アメリカはやっぱりアジアとは何かが違って、どうしても構える自分がいます。
でもだからこそ慣れが必要だと思っています。今回シリコンバレーは3回目だったので、大丈夫かなと思ったのですが、やはりなぜか緊張しました。
全日程、ほぼひとり。現地であう約束をしている人はいましたが、ほぼ自分でなんでもやらないといけない状況です。
そして、そんな気持ちで旅経っていきなり出花をくじかれました。
札幌スタートで、羽田からサンプランシスコへの直行便に乗るはずが、台風の影響で飛行機が遅れ、羽田発のサンフランシスコに間に合わず、結局その日の便がないということで、色々調べて、ハワイ経由でいくことにしました。1日早く、前の日の昼に着くはずが、しゃれにならないくらい大変な時間はかかったのですが、10月31日の朝に到着。しかし、朝についてよかった。
まぁ~ハワイも行けたからいーのかな?(笑)
さて、羽田→ハワイ→ロサンゼルス→サンフランシスコとトランジットなんとこなし、乗り換え乗り換えで、なんとかイベントには間に合いました。やはりイベントは初日が重要。日本人の講演も2つ聞けてとても有意義でした。
さて、今回のミッションは、3つのイベントを見に行くことでした。1つ目は、Cloud Computing Expo in Santa Clara (http://www.cloudcomputingexpo.com/)を見ることです。これは昨年もここに来て、さらに6月NewYorkにも見に行き、そして今年見に来ることができました。同じイベントなのですが、ニューヨークのイベントとシリコンバレーのイベントの違いなども見ることができました。
そして2つ目は、ODSC West(https://odsc.com/) Open Data Sience Comforence West/San Fransisco に参加すること。これは、トレーニングやフォーラムなどがあるイベントで、AIや人工知能に関する関連の発表があったり、機械学習を実際にやってみようという講習会があったりするイベントでした。僕もいろいろ参加してみましたが、機械学習のプログラムを行うプラットホームを準備するようなところまでやってみたりしました。
最後に3つ目は、DreamFoce(https://www.salesforce.com/dreamforce/)に参加することです。セールスフォースの本拠地サンフランシスコで行われるイベントに参加してきました。
行くまでは緊張するのですが、現地についたら必死でした(笑)
とにかく時間通り動くこと。イベントの演題は、ぎりぎりまで決まらないのか。結局当日まで決まらないのがあったりして本当に見たいのをチョイスするのに、やはり現場で選ばなくてはならないのです。
正直英語の理解が遅いので、何をやっても遅い。しかも、動きも慎重にならざる得ないのでどうしても遅い。なかなか、世の中に遅れて動くとはつらいものです。今回アメリカで気づいたことは最近は知らないうちに、先回りしていることが多いということです。先回りしているからリカバリができて、予測しながら動くことでミスをなくすような効率の良い動きが日本ではできているんだなと感じました。
アメリカに来て、とっても要領が悪い人になり、そういう自分に気づきました。きっとしばらくいるといろいろできるようになるとは思いますが。まー何をするにしてもどうしてよいかわからない。いろいろ考えて、人に聞いて、やらないといけなかったり。勝手がわからなかったり・・・
常識の違い、考え方の違い、あるものの違い、予測がつくかつかないか。目の前で起きているのか。日本で起きているのか。とにかく本当にいろいろと優先順位なども考えて動かないといけなくて結構な選択の連続でした。
帰ってきて思うのが、そういう走馬燈のように流れて処理をしなくてはならない自分がいて、それを効率よくこなしていくことでストレスがなくなるとしたら、まずはやはり英語がもっとできるようになるということしかないと感じました。文字や言葉は絶対的な情報量を与えてくれます。それにより、私たちは様々なことを知ることができ、それによって様々な行動が効率化されているということを知りました。
その言葉。これを情報に置き換えるとわかりやすい。情報を持っているだけで動き方、注意点、効率よくできる方法などを知ることができる。
これから日本はもっともっと、英語でしか手に入らない情報が大事になると思います。
ちなみにアメリカで運転していたのですが、ナビゲーションはGoogleMapが優秀で、手放せません。なかったらどうしてたんだろうと思うくらいです。
スマートフォンが命綱みたいになっているのも嫌ですが、なくなったら調べようもなかったり、地図もなかったりなかなかいきなり情報が閉ざされるきがするので怖いです。
情報の大事さ改めて身をもって感じました。
今回のアメリカでも多くの出会いをいただきました。中川さん、そして小松さん、間中さん、そして宮川さん。
そしてなんといってもGO(森原)君とDEPROY GATEの肉祭りに来ていた皆さん。本当にありがとうございました。
ぜひまた会いましょうね!!ありがとう!お世話になりました。
最後に、オックスフォード大学の近郊にあるお店「b8ta」ベータ(https://b8ta.com/)と呼びます。
GOくんに紹介してもらったお店なんですがビジネスモデルがおもしろいお店でした。
アイデア商品、ハイテクセンスの商品。そんな面白いもの売ってる店。店員さんが商品説明してくれる。最先端の面白いもの。例えば、スマホで使える玄関のKEYとか。面白い形した空気清浄機。簡単に写真撮影ができるドローンなど。最先端グッズが勢ぞろい。ぜひ近くに行ったら寄ってみて・・・確かNYにもあるっていってたかも・・・
すごいのは、説明員がいて売るのが目的ではなくてどの商品にどのような注目があつまっているか。店舗内のカメラで市場調査していてそれがその店の売上なんだって!!
びっくりでした。こういう店日本でもあったらおもしろいのになぁ~!!