CEO Blog代表 舩越裕勝のブログ

May,20142014年05月

クラウド利用のメリットとデメリット ~googleの講演を聴いて~ 2014-05-16 Filed under: お知らせ日記

通信インフラが安定し高速になった今、クラウド利用は急速に普及している。

インターネットやネットワーク回線を活用したあちら側のサービスを通信機能を持ったクライアント端末で操作するという考え方。

実は、この考え方 ASPや SaaSなどと呼ばれていた時代もあり、昔からあるものなかなか普及しなかったものがここ最近クラウドという名称になってから広がり、一般化しつつある。

昨日ビックサイトで行われている2014年春 クラウドコンピューティングEXPOを見学に行ったが、その際に、googleの特別基調講演があり、その中でクラウド利用のメリットというお話があったのでご紹介したい。

1、拡張性が高い。

クラウドを利用することで、事業の急速な拡大や、広い視点で見た際の縦軸、横軸方向への広がりについての対応ができます。クラウドなら、導入時は思いもよらなかった事業展開にも対応することができます。

2、スピード

スタートしてからなかなか準備に時間がかかってはじめられない。クラウドを活用すると、すでに用意されているものを活用するスタートになるので、はじめようがスタートになる。

また、第1にあげた拡張が必要となった際のそのスピードももちろんクラウドならスピーディに対応できる。

3、柔軟性

クラウドだからこそ実現できる柔軟性。ネットワーク経由で利用するソフトウェアは操作するハード端末に依存することなく利用が可能。また、拡張の柔軟性もさることながら利用する場所を選ばないのも特徴で、拠点間での情報共有などの柔軟性を実現します。

4、安価

そしてなんといってもクラウドの特徴は、導入コスト、利用コストが安価であること。事業計画書を提出して、実験的にスタートする事業も、低予算でスタートでき、もしサービスの撤退など×がついたときでも即使用停止が可能。最初に準備しなくてはならないものが少なくて済む分だけ、多くのチャンスにチャレンジできる。クラウドを活用することで、低予算で事業をスタートすることができるようになる。

これらクラウドのメリットは、すべてのクラウドサービスに共通するというものではないものもあるかもしれませんが、これらをほぼ網羅しているサービスがクラウドとしてのメリットを最大限活かしていくことができるサービスとなるものといえるでしょう。

今回お話をお聴きしてgoogleが考える、あちら側の世界。それがまさにすべてが、クラウドサービスであり、当初の構想からそこがgoogleの考えていた世界であったような話でした。

今回、この話をおきして、私たちの提供するクラウドサービス サスケ もこれらのメリットを見据え、さらにそれぞれのメリットを最大限にお客様のメリットとして活用していただけるように日々精進していきたいと考えています。

私たちのような小さな会社からするとgoogleはものすごい会社ですが、今後のクラウドの可能性と、向かう方向性はしっかっりとお聞きすることができました。

私たちも、そのクラウドのメリットを追求する方針に強く賛同します。さらにもっと、この4つのメリットをお客様にお届けできるように更に進化と成長が必要であると感じました。

私たちは、クラウドサービスとして、サスケは「見込み顧客支援・育成ソフト」 として、No1サービスを目指します。

管理会計と制度会計 2014-05-15 Filed under: 日記

会計方法について最近は勉強しています。

お恥ずかしい話もう14年も会社経営していて、会計システムは奥が深いなとつくづく感じています。

きっと頭がよい人なら、すぐに気づき理解もできるのでしょう。

私はそれにめぐり合うのに14年かかりました(笑)

本質的な会計処理である管理会計と、日本の法律に従って処理する制度会計。

双方しなければならないのですが、私が考えるポイントは、さまざまな角度から見ることができるようになっていること、会計の数字が串刺しにできるようになっている体制をつくることです。

今までこの3Dのカタチをなかなかつかむことができず、さまざまな資料を何度も何度も入力し、カタチを見てきました。どうやって全体をつかむのか。

昨日ある方の講演を聴いてすっきりしました。そのカタチをつかむことが重要であるという考え方は間違ってはいなかったということです。

部門別、機能別、支店別とさまざまな切り口から採算があっているかどうかのチェックが、リカバリできる範囲でリアルタイムで理解できる会計ができること。

だから毎月10日までに試算表は必要であり、試算表の数字を元にして入金チェック、売り掛け金、買掛金の確認などすべての基本は、誤差0の試算表ベースで行われる必要性があるということです。

今までの社内ルールを改善していく方向性が見えたように思いました。

いかにして現状把握できるスピードと精度を高められるか、それはできる限りリアルタイムに、そしてさまざまな角度から経営状況を判断できるかが、正しい方向へスピーディに舵を取れる情報収集であると感じました。

そのためにはスタッフ全員で経営に参画している意識を持ち、各現場ごとで家計簿をつけるレベルで収支会計の知識をつける必要性があるということでした。

家計簿レベルで理解できる仕組みづくりをしなければならないということです。

日本の法律にあった形式の制度会計はもちろん税金の計算のために必要ですが、現状の経営状態を把握する為の管理会計も取り入れていく時期に来ていると今、感じています。

少しづつでも日々できること、毎月PDCAを繰り返し改善していく取り組みをつくり進化する会社組織にしてきます。

目標に向かって、一人ひとりが経営に参画し、スタッフを含めた全員が進化・成長する会社づくりのための第1歩が少しだけ見えたような気がします。

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