CEO Blog代表 舩越裕勝のブログ

昨日に引き続きブログでご紹介します中国シャンハイ。

この街は、私が今まで見た中で、ものすごいパワーを感じる街でした。

正直危険もたっぷり、でも魅力もたっぷり、とにかくこれからみんなが良くなることを誰もが疑わない状況がここにはあります。

必ずよくなる。うん。まさにいつかは崩壊するにせよ、必ずここ数年はまだまだ伸びるであろうことは感じます。

実は私、上海万博より上海郊外の人達にものすごいものを感じました。

肌で感じるパワー。這い上がってやるという強い意志。そんな真剣さ、本気度を感じました。

私が今回中国に行って思ったこと。

それは「真似することは悪なのか？・本物とはなんだろう？」でした。

真似する技術だって立派な技術・・・そう上海の人達は思っているようでした。

さすがに著作権侵害をするということは良いことではないとは思いますが・・・でもその常識さえも疑わざるえないほどの真似。うまく説明はできませんが、周囲があまりにも成長した国ばかりだと、まずは真似するしかないのではないかとも思います。

決して上流階級を目指すわけでなく、中の上になりたいとがんばる力はそこから生まれているのかもしれません。

もちろん、本物と呼ばれるものもたくさんあります。当然ブランドショップも本物の店は新天地などどうどうと派手に店を出しており、極端な話ですが、偽者はその１本裏で売られているという状況。

本物の定義とは？偽者の定義とは？アフターサービス？素材？技術力？なんなのでしょうか。

裏通りはこんな感じ・・・

上流の上の人達にとって本物とは？新しいもの？最新のもの？ともいえるのかもしれないと思わせるほどの不思議な世界です。

このハングリー精神。今の日本人では、かなわないと私思いました。

あくまでイメージですが・・・目が血走って、つりあがって・・・本気でやってます。すごい世界です。

世界各国の素晴らしいものがたくさんある世界。そしてなんだか私は中国国有しているものがどれだけあるのか、私自身世界のものばかりに感じました。

その状況で・・・どうがんばるのか・・・私もきっと真似からスタートしたと思います。

真似を勉強すると思います。

それから、これが成長すると独自のブランドが生まれてくる日も近いかもしれません。

BMW　ミニが繁華街道路脇で展示会。すごい場所でやるもんだと思いました。

高速道路がネオンで青く光っている。そんな状況見たことない・・・

なんだか１本の青いラインが浮いているような感じ。すごかったです。

i-phoneは中国でも大人気。まだまだ、普通の電話の数は多く高額な電話機という位置づけではありますが、しっかり人気でスマートフォン売られていました。

今回の視察のメインでもあった携帯端末のテスト。GoogleマップとGPSはしっかり利用でき、３G携帯はとても威力を発揮しました。まぁ～多少位置はずれますが、許容範囲内でした。

しかし・・・データローミングを利用するとやはりすごいですね料金。便利でとっても良いですが、利用料金は３万円を超えました。日本からの携帯でデータローミングは微妙ですね（笑）

街内はほとんど電波はOK。逆に、DoCoMoは残念ながら利用できる場所が限られているようでした。着信すると電源が落ちる。掛けると電話落ちる等の障害があり、安定して利用できたのは、SOFTBANK　３Gでした。

話は変わりますが、日本の居酒屋？飲食事業の会社もしっかり健在。

ラーメン味千。吉野家。元禄寿司。そしてファミリーマート、サイゼリアはすっかり地元に定着している模様。すごいですね。日本企業もがんばっている。

ちなみに、ファミリーマートはコンビニですが、他はすべて多種多様に扱う居酒屋のようなレストランです。ラーメンってつくのに・・・、おすし屋さんじゃないの？みたいな感じです。

上海では、多種多様な品揃えが売りになるようですね。

さて、最後になりますが、私が一番感動した・・・・世界一の夜景。

最初にも１枚出しましたが、上海・・・これでもか・・・といわんばかりの世界一ともいえるネオンは、この国はまだまだ上昇していることを表現しているようにも見えました。

最後になりますが、中国の消費はこれからも伸びるでしょう。

私は中国国内で日本人が勝負するのは非常に難しい気がしました。

だからこそチャレンジするというのもあると思いますが、それ以上に中国の方を日本に呼び、日本の治外法権の中で勝負することから初めていきたいと思いました。

もう中国は経済の消費として、完全に無視できない・・・そう感じました。

素晴らしい気づきと感激・・・昨日もお話しましたが、本物とは何か？常識さえももう一度疑う、そんな街上海でした。

長文お付き合いいただきありがとうございました。

後は最高の夜景をお楽しみください。

２０１０年６月４日～６日、中国の現状を知りビジネスチャンスを探しに視察ということで上海に行ってまいりました。

テーマとなる中国館。上海は今。ものすごいことになっています。

私、中国に行くのは初めてでしたが、そのパワーに圧倒され、感激しました。

高度成長とは、このような状況だったのか・・・・と・・・人々の熱気を肌で感じました。

万博会場は世界各国からの人・・・・というより、中国国内からの観光客が多いようですが、非常に多くの人がいました。当然ですが・・・

上海は人口現在約２０００万人。東京よりも５００万人多いという状況。

ものすごいマンモス都市です。

また、この時期上海万博もあるということで、非常に多くの人が訪れていたと思います。

２泊３日という強行視察だったこともあり、３～５時間待つようなパビリオンは残念ながら見ることはできませんでしたが、いろいろと広い敷地内を歩きまわりました。

その中のひとつ、太平洋館と呼ばれるパビリオンを見ましたが、それもすごかった。

どこのパビリオンもものすごい人・人・人・・・

会場入り口・・・会場全体図はこんな感じ・・・

川挟んでの会場となっており、その会場内は無料の船で移動します。

めちゃ混みでした。

入り口近くにある陸橋です。ものすごい高さの陸橋でした。
万博会場をまたぐ橋ともいえるでしょうか。

なんだか良くわからないうさぎのようなものも・・・

内部では電気自動車が走っています。音がしないのがすごいですね。
中国だから・・・遅れている・・・そんな話はまったくありません。

多少日本人より舗装など雑と感じる部分はありましたが、世界の技術の結集はここにあるという万博でした。

あまりの人に、帰りはタクシーにも乗れず地下鉄を利用しました。

万博会場は世界のパビリオンもあり、そのすごさを競うようなそんな場所でしたが、実際それは世界一の技術や素晴らしいものの結集。

ただ、どうしてそれを上海でやるのか・・・上海の盛り上がりはこの万博でものすごいことになっています。

経済の高度成長にさらに拍車をかける状況。

バブルのようにはじけるのか・・・地価は高騰し、２０年前の２０倍になっている・・・

そんな状況ではあるものの、消費者の数は非常に多い状況。

まだまだ低所得者が中流階級になるために這い上がるというハングリー精神は、続くものと思います。

日本人の感覚から見て、その非常に不安定な中に伸びる体質があるのかもしれません。

明日は上海の街をアップしたいと思います。

上海万博というより、万博をやっているシャンハイ！！は、ものすごいものがありました。