- 会社で7月2日(木)札幌手稲高等学校のインターンシップ受入れしました!2009-07-07 Filed under: 日記
インターンシップですが、高校生ということで、最初は少し迷っていたのですが、先生の熱心な対応に、少しでもお役に立てればと思いまして、今回お引き受けすることにしました。
高校生インターンシップというのは弊社でも初の試みでした。
いままで、大学生のインターンシップの受け入れは2度ほど実施したことがあったのですが、高校生というのは初めてです。事前に手稲高校のガイダンス部の先生ともお話をしておりましたが、高校で企業へのインターンシップを実施しているというのは非常に珍しいことのようです。
先生の取り組みする姿勢に、とても素晴らしい!と共感しました。
さて話がつき、いよいよ当日7月2日(木)に高校2年生の男子二人が、9時にくる予定でしたが・・・
なかなかきません(笑)
心配になって高校に連絡してみました。
すると・・・バス乗り間違えたとのことで、なんだか別の方向にいってしまっていたようです。その後、なんとかかんとか到着したのは10時ごろでした。でも顔を見て、すみませんという対応は素晴らしかったです。
怒る・・・というよりも、がんばってやっとたどり着きました。言わなくてもわかるほど、「申し訳ありません。」という顔をしていました(笑)
いちおう1日のカリキュラムは考えておりましたが、いろいろ学生に話を聞いて、1つでも何かせっかく来てくれたので、心に残ることがあったらいーなぁ~と思い多少流動的に、話はしていこうと考えていました。
10時からまずは今日来た目的をいろいろお二人に聞きました。
まぁ~緊張もしていたようで、事前にいただいていた質問内容も見ながら話したのですが、そのとりやってもあんまり話としては
ピンとこない様子。今回来た主旨やらなんやらを聞いていたのですが、就職!とか仕事というよりは、まだまだ勉強!だって大学目指している二人だから当然ですよねっ結局仕事についての話より優先して、今の現状の二人の話を聞くことに・・・
そこで、たどり着いたことは「勉強は何のためにやってるの?」という質問・・・
二人とも答えは、「わからない・・・」
私にとって、それはとっても問題だなぁ~と感じました。
でも高校2年生なんだからそんなもんなのかなぁ~とも思ったりしましたが、ここが今回の二人の知りたいことNo1なんじゃないかと思いまして・・・結局午後からのカリキュラムを変更することに・・・
でも自分もそうだったかも・・・何のために勉強してるのか・・・なんて考えないのが普通なのかもしれない。
わからないからやりたくなくなるし、わからないってことはなんかわからないけど人に言われたからやってるみたいな・・・
そんな感じになっちゃってるような気がしました。
とりあえず、話をもう少しすることに・・・
11時からは、私の自己紹介と会社について説明しました。
自分の話だけしかしてないけど・・・それをしながら二人のことを少しづつ教えてもらいました。兄弟のこと、家族のこと、学校のこと・・・少しお互いコミュニケーションできるかなぁ~って感じにもなってきたので・・・
そこで思い切って・・・二人の志望校である北海道大学に課外授業行くことにしました。
一番の目的は、なんのために勉強しているのかを明確にし、イメージとして脳裏に焼き付けること!
二人を車に乗せ、北大までいくことに・・・
北大で大学病院に車を止め、そこからクラーク会館まで、いろいろな敷地内の人たちや建物をみながら、歩くこと20分。
クラーク会館で、学食を食べ、そして北大生協の見学。
そしてまた駐車場までの間、今度は細い道をいろいろ探索しながら歩くことに・・・
私もはじめて北大敷地内、こんなにゆっくり歩いていろんなものを見ました。なんだか、大学時代が懐かしくなったりとか・・・
学生達と立ち止まってサークルやってるところとか見て、楽しそうだなぁ~
とかちょっと話したりして・・・その後、戻ってきて仕事の話をちょっとだけしましたが、もうすぐに15時になりました。
二人から、「少し勉強することの意味がわかり、勉強するのがこれから楽しくなりそうだ」という言葉を聴けて・・・私は勝手に大満足(笑)
私としては、ここから1年半がんばってぜひ北大二人とも入って欲しいなぁ~と思いました。
インターンシップは、教えてるのか教えられてるのか、自分の高校のころや大学のころはどういうことを考えていたのか・・・そして今の自分はそのころからみたらどう見えるのだろうか。
なんとなく自分を振り返り、また忘れかけていた高校生の時、大学生の時の懐かしい気持ちを思い出させてくれる非常に良い体験ができました。
なにより、若い学生と一緒にいたことで、気持ちも若返って、なんだか元気になったような気がします。
素直で・・・優秀だったなぁ~二人とも・・・終わって見ると、なんだか僕のほうが勉強させてもらったような・・・そんな気がするインターンシップ受入れ体験でした。
ありがとうございました。