- 立ち上げ!異業種交流会 第1回拓道会例会に出席してきました 2009-02-14 Filed under: 日記
昨日は昨年から発起人村上氏がいろいろと動きまわりバタバタとした中で、異業種勉強会 拓道会(たくどうかい)の初めての例会が開催されました。
人数は約20名程度、元税務署長だった河口先生にご講話いただき、税務署の1年の活動というものや、税務調査官の役割について教えていただきました。
税務調査というと経営者としてはすごく嫌なイメージがありますが、河口先生のお話を聞いて、正しい会計処理をしていない会社は、ずさんな管理体制では到底企業として成り立つわけがない。
それを定期的に調査し、監視するのが税務調査官の役目なんです。というお話をいただきました。
良い調査官とは?という定義では、それがしっかりわかっている人。
また、きれいな決算書だけでなく、今の日々の経理処理の状況を見せてください!という話をしてくることにあるといいます。
これは結局、ずさんな管理になっていないかそれを正すのが仕事!という目的をはっきりさせた調査とすることがとても重要だとおっしゃってました。
なるほどなぁ~と思いました。税務調査はどうしてやるのか。考えたらわかる話なのでしょうが、結局そんな当たり前のことなのに昨日はじめて気づきました。
そうか。そのための調査なんだって!
北海道では、税務職員の数から言っても、支所が調査するのは対象企業の5%程度しかどんなにがんばっても年間に調査できないそうです。
調査はやっぱり時間がかかりますから、いろいろな企業を見るようにしたいと思っているが、なかなか現実はそうも行かないということもおっしゃってました。
ポイントは5年以上やっていて1回も入っていないところ!注意!だそうです。
最近の傾向では、調査日数を減らして多くの企業を回ろうという動きもあるようです。
また、税務職員のお仕事は昔の事例をいくつかお聞きしましたが、パズルと推理小説の世界の話みたいな、とんち勝負みたいな感じのところがあるような気がしました。
会社に入った雰囲気、そして決算書で”何かがおかしい?”という疑問から、始まるようです。
また特徴として調査っていうのは業界ごとである程度どういうビジネスに特徴があるか調べてから入るようです。当たり前ですよね。
でもどういう傾向になりやすいとか、どういうことがずさんになりやすいっていうのは業態によって違うとのことで、逆にその落とし穴的なことに経営者は意識をもっと集中すれば良いのだなということもわかりました。
私は今回お話をお聞きしてみてふと感じたことがあります。
会社経営にはいろいろな問題が出てきます。
どの問題に対して、どれだけ自分がリスクヘッジしていけるか?
いろいろなところにアンテナを張り。勉強していかなければならないと・・・
人によってリスクヘッジのとり方はいろいろと違うので出てくる問題の順番は違うのかもしれませんが、やっぱり経営は課題があってこそ成長なのだなぁ~とつくづく思いました。
もっといろいろ勉強しなくてはっ!
さて、話は当日のお話になりますが、懇親会では、ざっくばらんなお話もできてとても盛り上がりました。
第1回とは思えないほどの盛り上がり。大盛会だったと思います。
河口先生貴重なお話をありがとうございました。
村上さん、そして幹事の皆様。第1回企画、幹事、そしてここまでの道のり、本当に大変お疲れ様でした。
また、その場で出会えた方々もすごく気持ちの良い方ばかりで、今後が楽しみです。今後ともよろしくお願いします。
次回の異業種交流会拓道会開催をとても楽しみにしております。
ありがとうございました。