ドイツで開催されたCeBIT「国際情報通信技術見本市」in 2017の視察 | CEO Blog | 株式会社インターパーク Interpark., Co. Ltd.

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ドイツで開催されたCeBIT「国際情報通信技術見本市」in 2017の視察2017-03-30 Filed under: 日記海外

2018年3月20日(月・祝)~3月24日(金)2泊4日というスケジュールでドイツ ハノーバーのハノーバー国際見本市会場で開催されておりましたCeBiT 国際情報通信技術見本市 in 2017の視察にいって参りました。

世界最大の情報技術展示会 CeBiT WEBサイト

今年は日本が本イベントのパートナーとなり、ジャパンブースも出展していました。そのこともあり、北海道IT推進協会での視察ということで参加させていただきました。

メンバーは約10名、札幌のIT企業の経営者が集まり一緒に視察してきました。私はヨーロッパに行くのが中学生以来の2回目で、今回は本当にいろいろな刺激をいただきました。なんといっても世界最大のイベントということで、その規模に圧倒されました。

また本イベントは展示会ということで、セミナーなどが中心ではなく世界からIoT、ビッグデータ、クラウド、セキュリティなど、ITビジネスに特化した企業が出展している見本市でした。

今年は、日本がパートナーということもあり日本企業も118社が出展していました。日本やアジア、アメリカのイベントでも見たことがないようなサービスや機器などがあり、世界各国から集まっているというのが感じられました。

残念だったのは1日しかイベントに参加できず、全部を回りきることができませんでした。さーっと見るのが精いっぱい。東京ドーム21個分の会場はとてもじゃありませんが、さらっとみるだけで終わってしまったのがとても残念でした。それでも、これを見れたことは本当に感動的でした。








これがジャパンブースです。めちゃくちゃかっこよかった。白いブースに日の丸の赤。そこに様々な日本の四季折々の景色や特徴などが表示されるブースはとても魅力的でした。



ドイツ軍の無人探索機も展示していました。いいのかな?世界の人が見てました。写真もOKと言われたので撮らせてもらいました。



フォルクスワーゲン社のブースです。ラジコンの自動運転をトレーラー数台で実験している様子を展示していました。自動運転はアメリカの方が完成は早そうした。


セミナーブースもおしゃれです。金網の中でパネルディスカッションやってました。



上記2枚はセールスフォースのブースです。もうビジネスの域は超えています。カメラがAIで予測し、キーパーとして動きゴールを守るというゲーム。AI技術VS人を体験できるコーナーです。

セールスフォース社が企画しているというより、セールスフォースを使って作ったソフトウェアを売っている企業が出展しているというイメージでした。CeBiTでは1つの建物を全部使ってました。さすがセールスフォースすごい規模です。





VRブースです。ちなみにVR体験をやっているブースも1つの建物が全部VR体験みたいな感じでした。

最近では、VRの中のものを触ってものを投げたり、くっつけたりするようなこともできるんですね。

体験してみましたが、本当に操作が自然で近い将来そういうことができるようになるんだろうなって本当に思いました。

 

ここからはドイツの企業訪問の写真です。WAGOという企業の企業視察及び工場見学をさせていただきました。IoTの電機基盤を作っているメーカーです。世界で使われている機器を作成している企業です。

http://global.wago.com/en/index-en.jsp





ここからは観光です。本当にわずかな時間ですが、ハールメンという場所にホテルがあり、ホテルの周りを歩いてみることができる時間ほんの少しですが取れました。

街並みはとても綺麗で、歴史を感じさせる建物は、人々の環境へのこだわりとその景観を大切にしていることがひしひしと伝わってきました。





ハールメンの笛吹男像 笛でねずみを退治したハールメン。街の人達からその対価をもらう約束をしていたにも関わらず、それをした後に対価をもらうことができませんでした。怒ったハールメンは、街の子供たちを、ハールメンの笛で連れ去ってしまいます。・・・・そんなお話ご存知ですか?





教会が荘厳でした。

ヨーロッパはまだまだ遠いです。今回オランダ アムステルダム経由でドイツ ハノーバーに入りましたが、16時間以上飛行機に乗って現地到着までの時間は26時間程度かかっています。

とても時間がかかりまだまだ近い場所とは言えませんが、その分だけ学ぶもの、違う景色、新しい発見がありました。アメリカとも違う、アジアとも違う、もちろん中国とも違う。

ドイツとその他のヨーロッパの国ももちろん違うとは思いますが、独特の文化。大事にしていること。何か新しいもの、新しい価値を教えてもらったような気がしました。

まだまだ具現化するには時間がかかると思いますが、世界とビジネスをするということが、なんとなく少しづつですがイメージできてきました。

同じ時代に違う場所、違う文化、考えていることが違うことで悩みも違います。ただ、そこには何か順序だてて考えれること。もしかしたら、そのような考え方につながることがあるようにも思いました。

 

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