- アメリカ視察 ~ニューヨーク・シリコンバレー~2016-07-25 Filed under: 日記、海外
企業のグローバル化といわれる時代に、IT企業が一番最初に触れるのが東南アジアです。
オフシュア開発をする拠点として、アジアはプログラミング等のマンパワーが必要な仕事でのアライアンスをとりやすいとされています。
しかしながら、弊社に今必要なのは、つくる拠点ではなく売れる拠点だと考えています。
昨年まで、その販売拠点や開発拠点の双方を考える場として東南アジアについては調査し続けてきました。しかしながら、昨年までの結論でいうと、やはり販売するのはまだ東南アジアに力を入れるならまだ弊社のサービスのような業務効率化の分野についてはもう少し待つという結論にしました。
そこで今年から海外の市場調査はアメリカを見ることになりました。
今回の視察はアメリカの第1歩。まずは、知り合いのつてをたどって、アメリカで頑張っている日本人。留学している人。ビジネスの作り方。大手企業の進出状況。ビジネス上の課題と常識の違いなど学んできました。
JETRO NewYorkにもお邪魔して、日本企業の動向などについても教えていただきました。
アメリカは、17年前に一度いったことがありましたが、まさかビジネスを考えてきてはいなかったのでそんな感性はありませんでしがが、今回様々なものを見るのにビジネス的な観点で見させていただき、本当にいろいろなものが勉強になりました。
日本は、世界の中のひとつの国であり、日本のサービスを世界に持っていくということや英語にすれば売れるとか、日本のものを世界にもっていって合わせようということ自体がそもそも意味のないことではではないと思いました。
何かに特化した特にとがったシンプルなサービス。そこに弊社の強みが入っていることが重要と思いました。
そもそもの発想が変わった。日本の見方が変わる。ほかにもいろいろありますが、発想の転換というか、考え方の違い、常識の違い、文化の違い、宗教の違いなど、様々な要素は、日本が特殊なのであり、世界基準はもっとシンプルなのではないかと感じました。
もう少しアメリカの商習慣を勉強したいと思いました。いつか世界でビジネスするためのチャンスは、アメリカにあるのではないかと感じました。
ニューヨークは、世界の経済の中心地。そこでの情報を知ることは、様々なものがどう動いていくのかをわかるような気がしました。
混合した宗教、民族、人種が集まってできた国アメリカ。様々な国の人が集まるとどのような商習慣が生まれ、どのような常識が生まれるのか。
思っていたより、様々なことはシンプルに行われているように感じました。
また今回シリコンバレーも視察してきました。
シェアハウス OTOKICHIに宿泊し、そこにいる日本人の人達と交流を深めることができました。
また、Ishin Americaのオフィスにもお邪魔して、アメリカでのベンチャー企業のスタートアップについて学びました。
シリコンバレーは、特化した技術のあるベンチャー企業が生まれる場所。その情報を収集するための企業も多く出てきている場所です。
エンジェルが次のエンジェルにまた出資して、ビジネスをジャンプさせる。そんな夢がたくさんある場所のように思いました。
そうやってがんばっている人達、そこに向かている人たちともう少しいろいろ情報共有してみたいと思いました。
最後になりますが、今回はじめてのニューヨーク、シリコンバレー視察には、何度もニューヨーク、およびシリコンバレーに来ている友人のおかげでこれだけ充実した旅をすることができました。一緒に旅した仲間に心より感謝いたします。
ありがとう!!