- 管理会計と制度会計2014-05-15 Filed under: 日記
会計方法について最近は勉強しています。
お恥ずかしい話もう14年も会社経営していて、会計システムは奥が深いなとつくづく感じています。
きっと頭がよい人なら、すぐに気づき理解もできるのでしょう。
私はそれにめぐり合うのに14年かかりました(笑)
本質的な会計処理である管理会計と、日本の法律に従って処理する制度会計。
双方しなければならないのですが、私が考えるポイントは、さまざまな角度から見ることができるようになっていること、会計の数字が串刺しにできるようになっている体制をつくることです。
今までこの3Dのカタチをなかなかつかむことができず、さまざまな資料を何度も何度も入力し、カタチを見てきました。どうやって全体をつかむのか。
昨日ある方の講演を聴いてすっきりしました。そのカタチをつかむことが重要であるという考え方は間違ってはいなかったということです。
部門別、機能別、支店別とさまざまな切り口から採算があっているかどうかのチェックが、リカバリできる範囲でリアルタイムで理解できる会計ができること。
だから毎月10日までに試算表は必要であり、試算表の数字を元にして入金チェック、売り掛け金、買掛金の確認などすべての基本は、誤差0の試算表ベースで行われる必要性があるということです。
今までの社内ルールを改善していく方向性が見えたように思いました。
いかにして現状把握できるスピードと精度を高められるか、それはできる限りリアルタイムに、そしてさまざまな角度から経営状況を判断できるかが、正しい方向へスピーディに舵を取れる情報収集であると感じました。
そのためにはスタッフ全員で経営に参画している意識を持ち、各現場ごとで家計簿をつけるレベルで収支会計の知識をつける必要性があるということでした。
家計簿レベルで理解できる仕組みづくりをしなければならないということです。
日本の法律にあった形式の制度会計はもちろん税金の計算のために必要ですが、現状の経営状態を把握する為の管理会計も取り入れていく時期に来ていると今、感じています。
少しづつでも日々できること、毎月PDCAを繰り返し改善していく取り組みをつくり進化する会社組織にしてきます。
目標に向かって、一人ひとりが経営に参画し、スタッフを含めた全員が進化・成長する会社づくりのための第1歩が少しだけ見えたような気がします。