- eビジネス推進連合会主催講習会に参加してきました2010-05-31 Filed under: 日記
今回eビジネス推進連合会の勉強会に参加してきました。
東京品川シーサイドにある楽天本社の受付窓口です。
すごいことになってました。
このエントランス。動画再生されていて、また受付電話も数台設置されており、オープンスペースの打ち合わせ場所もあります。
今回、eビジネス推進連合会に正会員で、我がちえぶくろも今年4月から参加させていただいておりますが、その勉強会があり出席してきました。
今回は、「グリーとミクシィに聞くソーシャルアプリの現状と今後の展望」と題し、プレゼンを聞いて参りました。
GREEは、現在まで4ゲームで売り上げを上げており、現在1800万人の利用者がいるそうです。驚いたのは、収益モデル。
私は話をお聞きするまで広告収入がメインかと思っていたのですがところがどっこい、収益は、ゲームとコンテンツのアイテムで全体の売り上げ74億円の80%を占めるというのです。
広告収入は2割。ゲームの100円。200円という、アバターと呼ばれるキャラクター、アイテム料金がそれだけ収益につながっているという現状。すさまじいですね。
SNS(ソーシャルネットワークサービス)の今後の展望という点では、今年SNSオープン化元年とも言われており、GREEのアプリについては質の良いアプリを提携先とコラボレーションし、質の良さにこだわったゲームを今後増やしていく方向性であると発表されました。
7月ごろから、この連携はスタートするとのことで、今まで4つのゲームでやってきた流れから、ゲーム数が多くなり消費者の満足度向上を目指すとのことでした。
モバゲー等との違いについては、なんでもかんでもゲームを入れていくのではなく1種1つというような消費者を迷わせないよう厳選したアプリを提供していきたいと話をされていました。
また、引き続き行われたMIXIの担当者からのプレゼンでは、一般的SNSとミクシィとの違いを大きくアピールしていました。
ミクシィも今年オープン化の流れにあり、2000万人の会員がいる中、オープンにしても、実際のコミュニティは、知り合いのコミュニケーションツールとして活用されることがベースとなっているということを強調。
口コミであり、流行であり、そのようなものは、知り合いからの紹介によるものが多く。実際にスタートしたゲーム等のアプリに関しても、どんなにピックアップしてミクシィ側でプロモーションしたとしても内部で行われる口コミにはかなわないとのことでした。
このDBの仕組みをソーシャルグラフというようです。
このDBの横のつながり、このつながりが、この後のEコマース展開にもつなげていきたいというお話にもなっていました。
SNSの可能性。今後この流れはとめられないでしょう。
モバイル市場、PC市場においてこの短時間でも遊べるツールというのは、急激に伸びています。
共通して2つの会社に言えること。それは、世界のSNSを意識した日本の市場を考えていることです。
すごいですよ。まさに発想と志向の高さに驚きました。
まだまだ今後のこの市場規模の拡大に期待が集まります。
素晴らしい勉強会でとても勉強になりました。
ありがとうございました。