マレーシア クアラルンプール視察 | CEO Blog | 株式会社インターパーク Interpark., Co. Ltd.

CEO Blog代表 舩越裕勝のブログ

マレーシア クアラルンプール視察2019-11-25 Filed under: 日記

2019年11月9日~12日 マレーシア クアラルンプールに札幌市の海外視察で行ってきました。昨年も参加させていただきましたが、昨年はマレーシアのスタートアップ企業の視察をさせていただきました。

今回も札幌市や産業振興センター、そしてJETROの支援をいただき今回の視察に行かせていただきましたが、本当に大変お世話になりました。


事前にいろいろ打合せさせていただき今回視察に行きましたが、年々実り多い企画が盛りだくさんで本当に感謝です。

弊社はマレーシアの可能性として、今回はオフシュアとマーケテイング調査を目的で行きましたが、高度成長しているマレーシア企業は非常に積極的で、日本の企業にかなり興味を持ってくれる企業が多かったです。

マレーシアの経済の状況は、経済としてはシンガポールにも負けており、成長はしているもののシステム開発等でいくとベトナムに負けており、私の感覚だと中途半端なイメージもありましたが、今回行ってみてわかったことが、イスラムの聖地であるということです。

ご存じの方も多いと思いますが、イスラム教徒の人たちは、豚が食べられません。また、お酒も飲みません。その基準を定めているのが、ハラールであり、その先進国であるということでした。

ハラール認証先進国としてIT化なども進めている国です。

あーそうそう、有名なスタートアップでいうとGRABはもともとマレーシアから生まれた企業です。現在は本社をシンガポールに移してしまっていますが、アジアはUBERが出資して完全にシェアリングカー、シェリングバイク等はGRABの独壇場です。

マレーシアが良いところは英語が使えるということ。ただ、国が豊かであることもあるのでしょうか。温厚な人が多くガツガツ経済成長しましょうという空気もあまりないような印象です。

優秀な人や野心がある人は、給与が良いシンガポールや英語圏に行ってしまうということもあるようです。

地下は上がり、高速も整備され建設ラッシュも進んでいますが、国が思うように経済成長していない現実もあるようです。

現にオフィスは空きも増えてきているとのこと。なかなか難しいですね。

ただ、日本人にとっては海外で済んでみたい場所NO1の国とのことです。理由は、ビザが取りやすい。キレイ。食べモノがおいしい。治安が良い。機構が良い。自然が豊か。など、将来老後など住むには良いのかもしれません。

そんな情報がありながら行ったマレーシアでたが、今回はマレーシアのイメージが少し変わりました。

マレーシアの企業にも、その国にこだわり成長を推し進めたいとする先駆者たちにお会いすることができました。

今回JETROや札幌市がセッティングしてくれた企業との商談はかなり実りあるものであり、今までにないほど具体的な話ができる企業が多かった印象です。

 

まだまだ先進国というまでは時間がかかる感はありますが、何より電車、高速、信号、インターネットその他安全面も含め、インフラ整備は終わっているというところからマレーシアでのビジネスも期待できると感じました。

どちらかというと、やはり開発は厳しく、マーケットとして考えたほうが良い国であると感じました。

今回も本当に多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。

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